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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻3号

1996年03月発行

生体のメカニズム 神経と神経調節機構・3

神経栄養物質

著者: 岩崎泰雄1 木下真男1 塩島俊也1

所属機関: 1東邦大学医学部第4内科

ページ範囲:P.228 - P.230

文献概要

はじめに
 神経栄養物質とは,神経細胞が必要とする生存因子であり,神経が投射する組織により産生され,神経末端に作用して,神経細胞の生存維持に機能している分子のことである.
 現在,細胞死がいかにして起きるのか,また,この細胞死に対して神経栄養物質が保護物質として作用し,さらには神経変性疾患の治療に活用できないかという強い期待もある.米国ではすでにある種の神経変性疾患に対してこれらの神経栄養物質が臨床的に治療手段として用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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