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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻4号

1996年04月発行

文献概要

技術講座 微生物

reverse transcription-polymerase chain reaction(RT-PCR)法

著者: 河野緑1 保科定頼1 町田勝彦1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学臨床検査医学教室

ページ範囲:P.321 - P.327

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新しい知見
 RNA増幅法には今回のテーマであるRT-PCR法のほかに,TMA法(transcription mediatedamplification),NASBA法(nucleic acidsequence based amplification)が現在使用可能な方法である.検出感度を上げる分岐プローブ法(branched prove法)やin situハイブリダイゼーション法もRNA検査法に含まれる.RT-PCR法はDNA増幅産物とRNA増幅産物を識別する方法をこれから考える必要がある.TMA法,NASBA法は標的RNAだけを増幅する.分岐プローブ法やin situハイブリダイゼーション法もコピー数の多いRNAを標的にする限り良好な感度が期待できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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