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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻4号

1996年04月発行

文献概要

トピックス

全身性炎症反応症候群(SIRS)とサイトカイン

著者: 黒川浩1 奈良信雄1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部臨床検査医学教室

ページ範囲:P.378 - P.379

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はじめに
 生体に侵襲が加わると,これに対する応答反応として炎症反応が惹起される.侵襲刺激には,感染症,手術,外傷,熱傷,膵炎などさまざまなものがあるが,これらの刺激に対して惹起される一連の炎症反応を,1つの症候群として包括的にとらえる概念が近年提唱された.本稿では,この症候群(全身性炎症反応症候群)の概念と,その病態におけるサイトカインの作用・役割について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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