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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻5号

1996年05月発行

文献概要

技術講座 生化学

内因性クレアチニンクリアランスの推算法

著者: 真鍋史朗1 折田義正1 阪田光彦2 堀尾勝1

所属機関: 1大阪大学医学部保健学科病態生体情報学 2大阪大学医学部保健学科基礎生体情報学

ページ範囲:P.403 - P.408

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新しい知見
 GFRの指標として臨床の場においてはクリアランス試験が広く行われているが,そのクリアランス物質として体内でクレアチンから生成されるクレアチニンを用いた内因性クレアチニンクリアランスが主として実施されている.
 しかし,蓄尿を要する内因性クレアチニンクリアランスは最近の検査件数の増加や,蓄尿における尿量測定誤差の問題,緊急時に求められる即時性などについて問題があるため,従来の内因性クレアチニンクリアランス試験に代わって体重および血清クレアチニン濃度などを利用して,迅速にクレアチニンクリアランスを求める計算方法が多数発表されてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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