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技術講座 生化学
標準品の作りかた—CRPキャリブレーターへの値付け
著者: 筒井聰明1 塩沢重樹2 鈴木光一3
所属機関: 1(株)ダイアヤトロン 技術統括部 2(株)ヤトロン 第2開発部 3(株)ヤトロン 八千代工場
ページ範囲:P.409 - P.414
文献購入ページに移動検査値の施設間差が問題となっており,検査の標準化が関係者の間で進められている.免疫血清分野では,WHO,国内,IFCC各標準品が制定されている.CRPについてはWHO標準品に準拠した国内標準品(ロット4)が制定され,国内ではこれを利用した実用キャリブレーターが製品化されている.
標準品間の値の移し替えには各標準品間の並行性(免疫学的同等性)が重要である.CRP国内標準品(ロット4)と精製CRPを用いた社内基準品,高CRP血清より調製された実用キャリブレーター間にはラテックス免疫比濁法で並行性があり,値の移し替えが可能である.
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