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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻5号

1996年05月発行

文献概要

技術講座 生理

運動負荷心電図の行いかたと読みかた

著者: 川久保清1

所属機関: 1東京大学医学部健康科学・看護学科保健管埋学教室

ページ範囲:P.441 - P.447

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新しい知見
 わが国における運動負荷心電図検査の流れをみると,1970年ころの初期の時代から,1980年代の確立の時代を経て,1990年代は多様化の時代に入ったといえる.このような時代背景から,わが国の実情に合った検査の標準化の必要性が高い.わが国では,検査の多くをマスター2階段試験に依存している状況であり,安全性確保のための指針が望まれている.トレッドミル試験においては,Bruce法にこだわらない日本人に合ったプロトコールを使う時期にきているものと思われる.負荷心電図自動解析装置は普及したが,その精度についてさらに標準化が必要と思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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