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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻6号

1996年06月発行

文献概要

技術講座 免疫

PSAの測定法

著者: 石橋みどり1 大竹皓子1

所属機関: 1慶應大学病院中央臨床検査部・免疫血清

ページ範囲:P.499 - P.505

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新しい知見
 前立腺特異抗原(PSA)は,1979年Wang MCらのグループ1)によって精漿から分離精製された分子量約33,000の糖蛋白質である.生物学的性状は,キモトリプシン様基質特異性を有するセリンプロテアーゼであり,血中ではその多くがα1-アンチキモトリプシン(ACT)と結合しているが,一部はPSA単独でも存在している.
 PSAは前立腺癌や前立腺肥大症において血中濃度が高値になることから,腫瘍マーカーとして臨床検査に用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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