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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻7号

1996年06月発行

文献概要

増刊号 感染症検査実践マニュアル Ⅰ.バイオハザード対策

1.検査室

著者: 浅利誠志1

所属機関: 1大阪大学医学部附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.14 - P.15

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 バイオハザードとは“生物災害”と和訳されているが,具体的には病原微生物だけではなく,その構成成分である蛋白・核酸や代謝産物である毒素などによって起こる生体への被害のすべてを意味している.現在,国内の微生物検査室のハード面におけるバイオハザード対策は極めて不十分であり,結核菌の薬剤耐性試験,真菌培養検査およびPCR検査など基本的にはP2〜P3レベルの安全実験室で行わなければならない危険な業務を通常の環境下で行っているのが現状である.
 本稿ではこれから検査室を新設または改築する場合のハード面における最低留意事項について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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