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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻7号

1996年06月発行

増刊号 感染症検査実践マニュアル

Ⅵ.感染症とその検査法

2.肝・胆道感染症

著者: 品川長夫1

所属機関: 1名古屋市厚生院

ページ範囲:P.103 - P.105

文献概要

 肝・胆道感染症では,Escherichia coli,Bacteroides fragilis groupをはじめとする腸内細菌が関与する感染症が多く,しかも複数菌感染となることが多い.これに悪性腫瘍などの基礎疾患および胆道の狭窄・閉塞などの宿主側の全身的ならびに局所的要因が関与するため,感染症の治療には起炎菌の同定とともに病態の的確な把握も重要である.
 ここでは肝・胆道感染症の解説と細菌学的検査法の要点について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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