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増刊号 感染症検査実践マニュアル Ⅵ.感染症とその検査法
5.消化管感染症
著者: 相楽裕子1 今村清子2
所属機関: 1横浜市立市民病院感染症部 2横浜市立がん検診センター
ページ範囲:P.115 - P.118
文献購入ページに移動消化管感染症として最もポピュラーなのは下部消化管すなわち腸管感染症であり,新しい病原体が次々に発見されてきたが,疾患自体は自然治癒傾向が強く,対症療法さえ誤らなければ死亡することはないと考えられてきた.しかし,易感染性宿主が増えた現状では必ずしも楽観できなくなった.さらに近年は感染症がまれであった上部消化管感染症にもホットな話題が多い.以下にこれらの感染症の現況と検査法について述べる.
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