icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻7号

1996年06月発行

文献概要

増刊号 感染症検査実践マニュアル Ⅷ.検査報告

1.愛媛大学医学部附属病院検査部

著者: 村瀬光春1

所属機関: 1愛媛大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.272 - P.274

文献購入ページに移動
 検査報告は検査の総仕上げの業務である.検査依頼からこの成績を待っているのが担当医師であり,その向こうには患者がいることをいつも念頭におく必要がある.特に細菌検査の成績は感染症の診断,治療に直接影響を及ぼす場合が少なくない.その点からも細菌検査の報告の際に大切なことは,起炎菌の検出とその薬剤感受性試験の成績を正確に,しかも迅速に伝えることを考慮に入れて業務を進める必要がある.また報告という業務の基本として考えなければならないことは“見やすく”,“わかりやすい”ことである.
 報告方法を用紙による報告書形式のみにするか,コンピュータも同時に活用するかは,その施設の規模と考えかたによるが,最近の電子技術の発達を可能な限り医療の現場に取り入れていく姿勢が必要な時代となってきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら