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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻8号

1996年07月発行

文献概要

技術講座 病理

よりよいHE染色

著者: 金子伸行1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.623 - P.626

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新しい知見
 ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色は,1860年代から用いられてきた1).今日では1979年に発売された替刃式ミクロトーム刃2)が,それまで用いられてきた一本刃に代わり主流となった.そのため,より薄い切片を得ることが可能となり,従来と同じ条件の染色法では淡くしか染まらなくなってしまった.そこで,染色液の濃度を高くしたものや,染色液中の不純物を取り除き,安定した染色性を得られるようにした染色液が用いられるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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