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技術講座 生化学
ビリルビン分画の測定
著者: 小島正美1 佐藤悦子1
所属機関: 1(株)ヤトロン中央研究所
ページ範囲:P.13 - P.20
文献購入ページに移動血清中ビリルビン分画の測定は,ジアゾ発色を利用することにより可能となり,ジアゾ試薬との反応性により直接(反応)ビリルビン,間接(反応)ビリルビンとされ,現在に至っている.最近,HPLCなどにより血中に存在が確認されている4種類のビリルビンのうち,抱合ビリルビンのみを特異的に測定する酵素法が報告され,ジアゾ試薬との反応性による分画と血中存在様式による分画との対比については再考が必要とされつつある.
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