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技術講座 生理
頻度の多い異常腹部エコー
著者: 北村次男1
所属機関: 1大阪中央病院総合保健管理センター
ページ範囲:P.825 - P.830
文献購入ページに移動腹部エコー領域ではすでに旧聞に属するカラードプラ,最近実用化されたパワードプラ,一部の装置で搭載され始めた三次元像,さらには近日わが国でも認可が期待されている経静脈超音波造影剤の登場など,枚挙にいとまがないほどの話題で賑わっている.それぞれの研究面での報告,実際の臨床上での効用についての報告も多い.これらの新手法の中でも最古のカラードプラに関して,実際にどのように活用すべきかというコンセンサスをまとめるべく,そのシンポジウムがようやく本年8月2日の日本超音波医学会関西地方会で取り上げられたという状況である.
これらの新手法のいずれについても,従来の白黒のいわゆる単純Bモードエコーが十分に自分のものにできてからでないと,そのよさを活用できないことはいうまでもない.
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