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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻10号

1997年09月発行

文献概要

日常染色法ガイダンス 結合組織の日常染色—好銀線維の染色法

NF—渡辺変法

著者: 布施恒和1

所属機関: 1山形大学医学部附属病院検査部病理

ページ範囲:P.851 - P.855

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目的
 好銀染色は,結合組織の線維成分の主体をなす膠原線維,細網線維を染め出すのが目的である.特に細網線維は一般的に格子状線維,好銀線維と呼ばれ,脾,肝,リンパ節などの網内系に多く存在している.
 この線維の走行状態は未分化な悪性腫瘍の鑑別(上皮性か,非上皮性か),間質性肺炎,脾炎,肝炎における線維化の進行状態の把握に極めて重要であり,日常の病理検査に不可欠な染色法となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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