文献詳細
検査報告書の書きかた 内分泌検査・2
文献概要
クッシング症候群
1.クッシング症候群とは
副腎皮質からのコルチゾールの慢性的分泌過剰状態により特有な症状を呈するものをクッシング(Cushing)症候群という.
病因的には,①下垂体ACTH(adrenocorticotropic hormone;副腎皮質刺激ホルモン)過剰によるもの,いわゆる“クッシング病”,②副腎皮質腫瘍(腺腫や癌)によるクッシング症候群,③異所性ACTH,またはCRH〔corticotropin(ACTH)-releasing hormone;副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン〕産生腫瘍,④原発性副腎過形成または異形成によるもの,に分けられる.
1.クッシング症候群とは
副腎皮質からのコルチゾールの慢性的分泌過剰状態により特有な症状を呈するものをクッシング(Cushing)症候群という.
病因的には,①下垂体ACTH(adrenocorticotropic hormone;副腎皮質刺激ホルモン)過剰によるもの,いわゆる“クッシング病”,②副腎皮質腫瘍(腺腫や癌)によるクッシング症候群,③異所性ACTH,またはCRH〔corticotropin(ACTH)-releasing hormone;副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン〕産生腫瘍,④原発性副腎過形成または異形成によるもの,に分けられる.
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