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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻11号

1997年10月発行

文献概要

けんさアラカルト

Helicobacter pylori感染の診断法—13C-urea breath test

著者: 指尾弘子1 福田能啓1 下山孝1

所属機関: 1兵庫医科大学第4内科

ページ範囲:P.936 - P.936

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 Helicobacter pyloriの発見以来,胃・十二指腸疾患と本菌との関連性が検討されてきた.最近では,H. pyloriを除菌しようとする試みがなされるようになり,H. pylori感染診断の必要性がますます高まってきている.
 H. pylori感染の診断には,内視鏡検査時に採取した生検組織を用いた鏡検法,迅速ウレアーゼテスト,培養法などがある.これらの検査法は内視鏡検査を行わなければならないので,侵襲的検査法と呼ばれている.また,胃生検組織を用いるため,胃内全体の感染を診断できず,偽陰性が生じる可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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