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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻12号

1997年11月発行

文献概要

技術講座 生化学

ELISA法によるANA,ENAの検査法

著者: 久保田浩司1 松岡瑛2

所属機関: 1兵庫医科大学病院中央臨床検査部 2兵庫医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.1019 - P.1026

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新しい知見
 近年,抗核抗体の対応抗原蛋白をコードするcDNAが分離され,これを用いて産生された抗原蛋白を利用して,ELISA法による抗核抗体測定が可能となった.一方,このような手法によらず,高度に精製されたネイティブ抗原を利用したELISA法も開発され,徐々に普及している.
 これらは従来の間接蛍光抗体法や二重免疫拡散法などによる抗核抗体検査と大きく異なり,蛍光染色型に幻惑されたり,沈降線の判定に苦慮することはないが,広く普及するには検査ならびに臨床側の十分な理解も必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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