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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻12号

1997年11月発行

文献概要

検査データを考える

便潜血反応と便ヘモグロビン検査

著者: 伊豆蔵正明1 丹治芳郎1

所属機関: 1大阪大学医学部腫瘍外科

ページ範囲:P.1069 - P.1073

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便潜血反応とは何か
 便潜血反応とは,大便中に含まれる血液を証明する検査のことであるが,実際は赤血球中のヘモグロビン(Hb)による反応を利用するため,便ヘモグロビン反応ともいう.
 便潜血反応は消化管内の出血の有無を検索するために行う.したがって,消化管出血が疑われる患者のみならず,無症状者に対するスクリーニング検査として有用であり,後述するごとく大腸癌検診に広く用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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