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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻13号

1997年12月発行

文献概要

技術講座 免疫

抗リン脂質抗体

著者: 松田重三1 加藤操1

所属機関: 1帝京大学医学部内科学講座

ページ範囲:P.1113 - P.1120

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新しい知見
 抗リン脂質抗体(aPL)に関する注目すべき新知見の1つとして,従来陰性荷電を有するリン脂質そのものに対する抗体と考えられてきたaPLの真の抗原が,aCLではβ2-GPI,LAではプロトロンビンであることが判明したことが挙げられる.またaPLが産生される機序の1つに,病原微生物菌体成分のリン脂質が関与している可能性が高まったことも見逃せない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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