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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻13号

1997年12月発行

文献概要

技術講座 病理

電子顕微鏡の技術—[1]電子顕微鏡用試料作製のポイント

著者: 山崎家春1

所属機関: 1井上記念病院医療技術部検査科

ページ範囲:P.1121 - P.1126

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新しい知見
 電子顕微鏡所見は病理学的診断に役だつ情報の1つであり,臨床検査の中でも利用されている.免疫学的に抗体を用いて,その抗原性の有無や局在を証明する場合にも電子顕微鏡が用いられている.
 ①通常用いられている固定液では抗原性を失活させることのほうが多い.②微細な構造を観察する場合,いかに細胞成分を保存(固定)するかで決まる.この両者の関係を十分理解したうえで,試料を取り扱わないと免疫学的かつ超微形態的な証明はできない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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