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技術講座 生理
わかりにくい脳波の読みかた[3]
著者: 市川忠彦1
所属機関: 1筑波技術短期大学保健管理センター視覚障害系
ページ範囲:P.1127 - P.1135
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種々の異常脳波の中から,この稿では次のような波形を取り上げてみる.
まず,一次性両側同期か二次性両側同期か紛らわしい広汎性突発波,てんかんの中でも重要な一型である複雑部分発作においてしばしばみられる見かけの陽性鋭波や矩形波,つい見落とされがちな小鋭棘波と呼ばれる波形,局在性の多形デルタ活動と間欠律動性デルタ活動といった波形であるが,それぞれの波形について,どのような側面が紛らわしく,わかりにくいのか解説する.
種々の異常脳波の中から,この稿では次のような波形を取り上げてみる.
まず,一次性両側同期か二次性両側同期か紛らわしい広汎性突発波,てんかんの中でも重要な一型である複雑部分発作においてしばしばみられる見かけの陽性鋭波や矩形波,つい見落とされがちな小鋭棘波と呼ばれる波形,局在性の多形デルタ活動と間欠律動性デルタ活動といった波形であるが,それぞれの波形について,どのような側面が紛らわしく,わかりにくいのか解説する.
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