文献詳細
技術講座 生理
文献概要
新しい知見
従来の経胸壁心エコー法では,患者の体型や欠損孔の位置により,本症の診断およびその重症度を評価することが困難な場合に遭遇することがある.近年,経食道心エコー法の普及により,その診断精度の向上のみならず短絡血流動態の詳細な把握が可能となった.また,コントラスト法やカラードプラ法を併用することにより,臨床上重要である右→左短絡血流の有無が非観血的かつ容易に確認できるようになったことは意義のあることである.
従来の経胸壁心エコー法では,患者の体型や欠損孔の位置により,本症の診断およびその重症度を評価することが困難な場合に遭遇することがある.近年,経食道心エコー法の普及により,その診断精度の向上のみならず短絡血流動態の詳細な把握が可能となった.また,コントラスト法やカラードプラ法を併用することにより,臨床上重要である右→左短絡血流の有無が非観血的かつ容易に確認できるようになったことは意義のあることである.
掲載誌情報