文献詳細
文献概要
検査報告書の書きかた 血液検査・3
血小板・凝固検査
著者: 渡辺清明1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部
ページ範囲:P.533 - P.538
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血小板・凝固系検査は出血傾向および血栓傾向などの診断に有用な検査である.血小板数,出血時間,血小板機能検査(血小板粘着能および血小板凝集能),活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time;APTT),プロトロンビン時間,フィブリノゲン,フィブリン分解産物(fibrin degradation product;FDP),循環抗凝血素などが代表的である.
血小板数は血小板減少症,血小板増多症の診断に,出血時間・血小板機能検査は血小板機能異常症の診断に資する.また,APTTは内因系凝固異常,プロトロンビン時間は外因系凝固異常のスクリーニングとなる.
血小板・凝固系検査は出血傾向および血栓傾向などの診断に有用な検査である.血小板数,出血時間,血小板機能検査(血小板粘着能および血小板凝集能),活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time;APTT),プロトロンビン時間,フィブリノゲン,フィブリン分解産物(fibrin degradation product;FDP),循環抗凝血素などが代表的である.
血小板数は血小板減少症,血小板増多症の診断に,出血時間・血小板機能検査は血小板機能異常症の診断に資する.また,APTTは内因系凝固異常,プロトロンビン時間は外因系凝固異常のスクリーニングとなる.
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