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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻6号

1997年06月発行

文献概要

検査データを考える

DICにみられる検査データ

著者: 東田修二1 奈良信雄1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.541 - P.544

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はじめに
 播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation;DIC)の病態は,分子生物学的方法を用いることにより,ここ数年間で急速に解明されてきた.その結果,多くの分子マーカーが臨床検査項目として取り入れられ,患者の病態を詳細に検討することが可能となってきている.こうした最新の知見は,他の優れた総説1)を参照していただくこととして,本稿では厚生省DIC診断基準2)で用いられる範囲の,基本的な検査データの解釈のしかたを解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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