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増刊号 輸血検査実践マニュアル 総論
輸血の歴史的変遷と現在の考えかた
著者: 湯浅晋治1
所属機関: 1順天堂大学医学部輸血学
ページ範囲:P.12 - P.16
文献購入ページに移動はじめに
間もなく新世紀の幕開けである.分子生物学,臓器移植,遺伝子治療など医学および医療技術はすばらしい進歩を遂げてきたが,今われわれに求められているのは医療に対するわれわれの意識改革である.
一方,わが国の血液事業や輸血療法もこの50年の間に大きな進歩・発展を遂げ,今や大きな転換期を迎えつつある.本稿では戦後から今日までの輸血分野の歩みを振り返るとともに,今後の輸血療法のありかたなどについて述べてみたい.
間もなく新世紀の幕開けである.分子生物学,臓器移植,遺伝子治療など医学および医療技術はすばらしい進歩を遂げてきたが,今われわれに求められているのは医療に対するわれわれの意識改革である.
一方,わが国の血液事業や輸血療法もこの50年の間に大きな進歩・発展を遂げ,今や大きな転換期を迎えつつある.本稿では戦後から今日までの輸血分野の歩みを振り返るとともに,今後の輸血療法のありかたなどについて述べてみたい.
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