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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻7号

1997年06月発行

文献概要

輸血検査メモ

針刺し事故の対策

著者: 飯島卓夫1 齋藤英昭1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院手術部

ページ範囲:P.101 - P.101

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●針刺し事故の原因
 わが国における小林ら1)の誤刺442件の調査によると,針刺し事故を起こした状況としては,針へのリキャップ時が51.7%で最も多く,次いで採血・注射などの医療行為時の35.0%,針の廃棄時の17.1%となっている.また,木村2)の調査によると,針刺し事故の起きた時間帯は午前10時から12時が多い.注射針を扱う仕事と他の仕事が重なり,注意力が薄れる時間帯に針刺し事故が起こりやすいと推測される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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