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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻7号

1997年06月発行

文献概要

増刊号 輸血検査実践マニュアル 各論 血液型

吸着解離試験

著者: 瀬尾たい子1

所属機関: 1大阪府赤十字血液センター研究部

ページ範囲:P.127 - P.129

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はじめに
 赤血球抗原抗体反応1)は,イオン,水素,van der Waals力と三次元形成などで結合されている.そして,解離を起こすためには,イオン強度,pH,温度を変えた攪絆,さらに有機溶媒などにより,強力な反応(結合)から,結合した抗体を分取する方法である.そのため,これらの結合を切断する適切な方法を選択しなければならない.完全な方法はあり得ないからである.
 解離法には,直接法と間接法(吸着解離)があり,抗体同定や,弱い抗原の証明に利用される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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