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文献詳細

雑誌文献

検査と技術25巻7号

1997年06月発行

文献概要

増刊号 輸血検査実践マニュアル 各論 血液型 HLA検査

DNA検査

著者: 平田蘭子1 前田平生1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター輸血部

ページ範囲:P.141 - P.146

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はじめに
 従来,HLA(human leukocyte antigen)タイピングは末梢血リンパ球を抗体と反応させるリンパ球細胞傷害試験(lymphocytotoxicity test;LCT法)により血清学的特異性として決定されてきた.しかし,近年,分子生物学的技術の発達とともに,DNAによるHLA遺伝子領域の解析が進み,次々と新しい遺伝子ならびに対立遺伝子(アリル)の塩基配列が明らかにされ,HLA-DNAタイピングが可能となった.特にHLAクラスⅡ抗原については,DNAタイピングが急速に開発され,すでに実用化されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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