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技術講座 生理
カテーテルアブレーション
著者: 土信田伸夫1 鈴木文男1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1内科
ページ範囲:P.637 - P.643
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カテーテルアブレーションのエネルギー源として高周波が広く普及しているが,その焼灼面積および深達度には限りがある.組織破壊力が少ない点は利点でもあるが,心筋梗塞後の心室頻拍などは不整脈発生源が心筋深部に存在する場合も多く,治療成績が上がっていないのが実情である.このため,他のエネルギー源としてレーザーやマイクロ波などを用いた動物実験による検討も行われている.
カテーテルアブレーションのエネルギー源として高周波が広く普及しているが,その焼灼面積および深達度には限りがある.組織破壊力が少ない点は利点でもあるが,心筋梗塞後の心室頻拍などは不整脈発生源が心筋深部に存在する場合も多く,治療成績が上がっていないのが実情である.このため,他のエネルギー源としてレーザーやマイクロ波などを用いた動物実験による検討も行われている.
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