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文献概要
けんさアラカルト
ウイルス抗体測定と病原診断
著者: 井上榮1
所属機関: 1国立感染症研究所感染症情報センター
ページ範囲:P.726 - P.726
文献購入ページに移動しかし,急性期の血清は採らないことが多いので,ペア血清を使わなくて診断を行いたいというニードは強い.そこで感染後短期間しか持続しないIgM抗体を検出するやりかたも行われるようになった.このやりかたの難点は,IgM抗体の特異性は低いため,検出感度を上げると非特異反応が起こることである.
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