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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻10号

1998年09月発行

文献概要

トピックス

酵素標準物質(ERM)

著者: 亀井幸子1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科

ページ範囲:P.908 - P.910

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はじめに
 光カードや電子カルテの時代がくれば,初めての病院でお世話になるような事態になっても,病歴や家族歴は言うに及ばず,今までどんな医療を受け,どんな薬を飲み,どんな検査データを持っているかなどの医療情報を,そのまま利用してもらうことができるのだろうか.
 情報を生かして無駄を省くためには,情報が標準化されていなければならない.血液化学検査の中では,酵素項目の施設間差が最も著しかった.日本臨床化学会(JSCC)の活動を中心にした酵素の検査値の施設間差解消の流れの中で,要となる酵素標準物質(enzymereference material;ERM)が1997年11月から供給されるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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