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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻11号

1998年10月発行

文献概要

技術講座 病理

細胞診の精度管理

著者: 谷口恵美子1 覚道健一1

所属機関: 1和歌山県立医科大学第2病理学教室

ページ範囲:P.967 - P.972

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新しい知見
 色調の表現には色相,彩度,明度の3つの要素が必要である.これらの要素を数値化したものが,1972年に国際照明委員会で制定されたLab表色法である.Lの値を明度指数といい,100から0までの範囲の値で表される.abの値をクロマティクネス指数(色質指数)といい,±の符号を有する数値である.つまりL値は色の明るさの度合いを表し,数値が100に近くなると白に近づき,0に近くなると黒に近く濃い色となる.a値とb値はその組み合わせで色相と鮮やかさの関係を表し,a値は緑と赤の関係,b値は黄色と青の関係を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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