文献詳細
文献概要
技術講座 病理
細胞診の精度管理
著者: 谷口恵美子1 覚道健一1
所属機関: 1和歌山県立医科大学第2病理学教室
ページ範囲:P.967 - P.972
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色調の表現には色相,彩度,明度の3つの要素が必要である.これらの要素を数値化したものが,1972年に国際照明委員会で制定されたL*a*b*表色法である.L*の値を明度指数といい,100から0までの範囲の値で表される.a*b*の値をクロマティクネス指数(色質指数)といい,±の符号を有する数値である.つまりL*値は色の明るさの度合いを表し,数値が100に近くなると白に近づき,0に近くなると黒に近く濃い色となる.a*値とb*値はその組み合わせで色相と鮮やかさの関係を表し,a*値は緑と赤の関係,b*値は黄色と青の関係を示す.
色調の表現には色相,彩度,明度の3つの要素が必要である.これらの要素を数値化したものが,1972年に国際照明委員会で制定されたL*a*b*表色法である.L*の値を明度指数といい,100から0までの範囲の値で表される.a*b*の値をクロマティクネス指数(色質指数)といい,±の符号を有する数値である.つまりL*値は色の明るさの度合いを表し,数値が100に近くなると白に近づき,0に近くなると黒に近く濃い色となる.a*値とb*値はその組み合わせで色相と鮮やかさの関係を表し,a*値は緑と赤の関係,b*値は黄色と青の関係を示す.
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