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MALTリンパ腫
著者: 神山隆一1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科形態検査学
ページ範囲:P.1012 - P.1014
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MALTリンパ腫とは,Isaacsonら1)により提唱されたmucosa-associated lymphoid tissue(MALT)といわれる粘膜関連リンパ組織に発生する悪性リンパ腫の一型であり,現在その発生機序や進展,治療をめぐって注目を浴びているリンパ腫である.
一方,MALTとは生体防御や粘膜免疫に関与しているリンパ組織で,外来抗原の侵入門戸にあたる消化管や気道・肺,唾液腺,泌尿生殖器などの粘膜に通常,後天的に形成されるリンパ装置である.したがって,生理的に存在する腸管の集合リンパ小節や孤立リンパ小節はnativeなMALTといえる.
MALTリンパ腫とは,Isaacsonら1)により提唱されたmucosa-associated lymphoid tissue(MALT)といわれる粘膜関連リンパ組織に発生する悪性リンパ腫の一型であり,現在その発生機序や進展,治療をめぐって注目を浴びているリンパ腫である.
一方,MALTとは生体防御や粘膜免疫に関与しているリンパ組織で,外来抗原の侵入門戸にあたる消化管や気道・肺,唾液腺,泌尿生殖器などの粘膜に通常,後天的に形成されるリンパ装置である.したがって,生理的に存在する腸管の集合リンパ小節や孤立リンパ小節はnativeなMALTといえる.
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