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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻12号

1998年11月発行

文献概要

技術講座 微生物

サイトメガロウイルスの遺伝子検査

著者: 栄鶴義人1 南嶋洋一2

所属機関: 1鹿児島大学医学部附属難治性ウイルス疾患研究センター(臓器がんウイルス研究分野) 2宮崎医科大学

ページ範囲:P.1045 - P.1050

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新しい知見
 これまで,サイトメガロウイルス(CMV)の検出はPCRでCMV特異的バンドを増幅し,アガロースゲル電気泳動後,エチジウムブロマイド染色やプロット・ハイブリダイゼーションでPCR産物の確認を行っていた.しかし,この検出法では多検体の処理ができず,また検出までに時間を要するなどの欠点がある.
 最近,PCR産物を酵素抗体法で検出するPCR-EIA(PCR-enzyme immunoassey)法が開発され,CMVについてもキット化されている(AMPLICOR CMV).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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