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技術講座 一般
尿中NAGの測定
著者: 北橋繁1 石田繁則1 巽典之2
所属機関: 1大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部 2大阪市立大学医学部臨床検査医学教室
ページ範囲:P.1051 - P.1057
文献購入ページに移動精漿中に腎機能の指標となる尿中蛋白や酵素が予想以上に多く存在していることが明らかになってきている.NAG,シスタチンC,トランスフェリンなど局所で産生されるものや,アルブミン,低分子蛋白など血清からの移行成分からなるものなどで,射精後少なくとも1日間は蓄尿,随時尿とも高値となり,腎機能の評価としては不適である.採尿は早朝第1尿を避けて,十分な尿量で中間尿を採取することが望まれる.
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