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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻12号

1998年11月発行

文献概要

技術講座 免疫

抗核抗体測定法

著者: 淺沼ゆう12 川合眞一2

所属機関: 1横浜総合病院内科 2聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.1059 - P.1065

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新しい知見
 抗核抗体の測定はどの施設でも行えるようになり,膠原病を診断していく過程で有用な検査として利用されている.また,従来の間接蛍光抗体法以外にELISA法などの新しい測定法が開発されつつある.しかし,抗核抗体検査には必ず一定の率で偽陽性例があり,たとえ新規の方法であっても,抗核抗体が検出されたからといって安易に診断を下すべきではない.測定方法の違いによって得られる結果も異なることがあるので,抗核抗体の検査結果を見る際には,どの測定法によって施行されているかをよく知る必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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