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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻12号

1998年11月発行

文献概要

検査の作業手順を確立しよう 免疫化学(血清)検査・4

感染症マーカーの検査

著者: 島英明1

所属機関: 1東京医科大学病院中央検査部

ページ範囲:P.1093 - P.1098

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はじめに
 感染症の診断においては,その原因となる細菌あるいはウイルスを同定することが最も確実である.しかし,疑われる原因菌によっては時間的,手技的な問題から,日常検査においては免疫血清学的に抗原あるいは抗体の検出を行うことにより診断の補助に利用することも多い.
 本稿では,当院で行っているHBV(B型肝炎ウイルス)マーカー,抗HCV(C型肝炎ウイルス)関連抗体(HCV抗体)の検出,および梅毒検査について実際の例を挙げ,感染症検査における検査手順について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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