文献詳細
文献概要
技術講座 血液
PAI-1の測定法
著者: 三室淳1
所属機関: 1自治医科大学医学部分子病態治療研究センター生体機能分子
ページ範囲:P.1127 - P.1132
文献購入ページに移動新しい知見
血漿PAI-1蛋白濃度(抗原濃度)の測定法は用手プレート法での酵素免疫測定法で行われてきたが,全自動測定装置(LPIA)を用いたPAI-1蛋白濃度測定法が開発され,迅速かつ再現性よく血漿PAI-1蛋白濃度を測定できるようになってきている.高PAI-1血症は血栓症や臓器障害に結びつくことから,血漿PAI-1濃度を迅速に知ることは,患者の病態把握や治療方針の決定に重要である.
血漿PAI-1蛋白濃度(抗原濃度)の測定法は用手プレート法での酵素免疫測定法で行われてきたが,全自動測定装置(LPIA)を用いたPAI-1蛋白濃度測定法が開発され,迅速かつ再現性よく血漿PAI-1蛋白濃度を測定できるようになってきている.高PAI-1血症は血栓症や臓器障害に結びつくことから,血漿PAI-1濃度を迅速に知ることは,患者の病態把握や治療方針の決定に重要である.
掲載誌情報