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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻13号

1998年12月発行

文献概要

技術講座 血液

PAI-1の測定法

著者: 三室淳1

所属機関: 1自治医科大学医学部分子病態治療研究センター生体機能分子

ページ範囲:P.1127 - P.1132

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新しい知見
 血漿PAI-1蛋白濃度(抗原濃度)の測定法は用手プレート法での酵素免疫測定法で行われてきたが,全自動測定装置(LPIA)を用いたPAI-1蛋白濃度測定法が開発され,迅速かつ再現性よく血漿PAI-1蛋白濃度を測定できるようになってきている.高PAI-1血症は血栓症や臓器障害に結びつくことから,血漿PAI-1濃度を迅速に知ることは,患者の病態把握や治療方針の決定に重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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