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技術講座 微生物
ELISA法によるChlamydiapneumoniae特異抗体の測定
著者: 岸本寿男1
所属機関: 1川崎医科大学地域医療学
ページ範囲:P.1139 - P.1147
文献購入ページに移動近年,Chlamydia pneumoniaeが呼吸器感染症の起炎菌として,また最近では動脈硬化疾患とのかかわりで注目されているが,これまで一般的な診断法の確立と普及が立ちおくれていた.最近,久しく望まれていたELISA法によるC.pneumoniae特異抗体測定キットが開発され,1998年6月から保険適用のもとで臨床応用可能となった.今後,その使用法や判定に留意して利用され,全国レベルでC.pneumoniae感染症の実態が解明されることが期待される.
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