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技術講座 免疫
免疫成分測定のネフェロメトリーと比濁法の長所・短所
著者: 亀子光明1 青木義政1
所属機関: 1長野市民病院臨床検査科
ページ範囲:P.125 - P.130
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免疫比濁法は免疫学的測定法の代表的な方法であり,生化学分析装置を用いることにより生化学項目と同時に多量検体の処理が可能なため,多くの検査室に普及している.さらに,最近は最小検出限界の検討からCRPのような微量血漿蛋白も十分に測定可能とする報告も多く,微量成分の測定法に適していると考えがちである.しかし,そこで報告された濃度は信頼性に欠け,この濃度での再現性はCV値で10%を超えるため,標準法の規定がない最小検出限界から,測定方法の評価をすることはできない.そのため,現在,最小検出限界の評価法・設定法の確立に向けて,日本臨床化学会を中心に検討が進んでいる.
免疫比濁法は免疫学的測定法の代表的な方法であり,生化学分析装置を用いることにより生化学項目と同時に多量検体の処理が可能なため,多くの検査室に普及している.さらに,最近は最小検出限界の検討からCRPのような微量血漿蛋白も十分に測定可能とする報告も多く,微量成分の測定法に適していると考えがちである.しかし,そこで報告された濃度は信頼性に欠け,この濃度での再現性はCV値で10%を超えるため,標準法の規定がない最小検出限界から,測定方法の評価をすることはできない.そのため,現在,最小検出限界の評価法・設定法の確立に向けて,日本臨床化学会を中心に検討が進んでいる.
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