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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻2号

1998年02月発行

文献概要

トピックス

血小板由来マイクロパーティクル

著者: 野村昌作1

所属機関: 1関西医科大学第1内科/輸血部

ページ範囲:P.182 - P.183

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はじめに
 血小板が種々の状況下で活性化されたり,物理的な刺激を受けると,微小な膜小胞体が生成される.この膜小胞体は,活性化血小板から放出された内部顆粒や膜性微粒子,および機械的破壊によって生成された膜フラグメントなどを含み,マイクロパーティクル(microparticle;MP)と呼ばれている.血小板由来マイクロパーティクル(platelet derived MP;PMP)は,単純に血小板崩壊の指標となるものではなく,止血・凝固において重要な役割を果たしていることが判明してきている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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