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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻4号

1998年04月発行

文献概要

技術講座 一般

ミエロペルオキシダーゼ法による尿中白血球の測定法

著者: 後藤明子1 内田壱夫1

所属機関: 1京都医科学研究所

ページ範囲:P.347 - P.353

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新しい知見
 尿中に白血球(ほとんど好中球)が多数存在するものを膿尿と呼び,細菌尿とともに尿路感染症の診断上,重要な所見となる.近年,分子生物学的手法を用いた研究の成果として感染症における生体防御機構や膿尿形成機序が明らかになってきた.
 また,好中球の細胞としての機能の解析も進み,好中球の機能のほとんどが生体防御に集約されており,ひとたび活性化した好中球は,その機能を発揮してしまうと崩壊してマクロファージなどの貪食細胞により処理されることがわかってきた.このような状況下で新しい視点からの検査法の開発も可能となってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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