文献詳細
文献概要
技術講座 生化学
NAD+スタートによるLD活性測定のJSCC常用基準法(改訂案法)
著者: 関口光夫1
所属機関: 1日本大学医学部附属板橋病院臨床検査部
ページ範囲:P.421 - P.425
文献購入ページに移動新しい知見
JSCC常用基準法が提示され,常用酵素標準物質(ERM)が頒布されるに至り,現場で実践可能な血清酵素測定の測定体系が確立された.しかし,LD活性のJSCC常用基準法については約10年前に開発されたこともあり,その実施にあたっては一部に不具合いや矛盾が認められていた.改訂案法においては主に反応スタート方式と血清と試薬の混合比の改訂により普遍性の高いJSCC常用基準法になったものと確信する.また,JSCC自動化法への組み立ておよび関連についても提示したことにより,測定体系を活用するにあたりいっそう円滑になるであろう.
JSCC常用基準法が提示され,常用酵素標準物質(ERM)が頒布されるに至り,現場で実践可能な血清酵素測定の測定体系が確立された.しかし,LD活性のJSCC常用基準法については約10年前に開発されたこともあり,その実施にあたっては一部に不具合いや矛盾が認められていた.改訂案法においては主に反応スタート方式と血清と試薬の混合比の改訂により普遍性の高いJSCC常用基準法になったものと確信する.また,JSCC自動化法への組み立ておよび関連についても提示したことにより,測定体系を活用するにあたりいっそう円滑になるであろう.
掲載誌情報