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文献概要
症例 患者は73歳,女性.急性骨髄性白血病で入院治療中.末梢血液の白血球が著しく減少しており,38.7℃の発熱をきたしたため,血液培養が行われた.なお,患者は感染予防のため,週2回ST合剤の投与を受けていたが,その他抗菌薬の使用はなかった.
写真1 血液培養瓶は1夜の培養で全体的に著しく混濁し,細菌の発育が強く疑われた.瓶のふたを開けると細かい気泡が発生,軽度のガス産生が認められた.
写真1 血液培養瓶は1夜の培養で全体的に著しく混濁し,細菌の発育が強く疑われた.瓶のふたを開けると細かい気泡が発生,軽度のガス産生が認められた.
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