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尿中異型細胞の見かた—ステルンハイマー染色とパパニコロウ染色との対比
著者: 夏目園子1 佐竹立成2
所属機関: 1名古屋掖済会病院中央検査部病理 2名古屋掖済会病院中央検査部
ページ範囲:P.447 - P.452
文献購入ページに移動尿中の癌細胞,とりわけ頻度の高い移行上皮癌細胞を見つけるために,ステルンハイマー染色による尿沈渣標本は,パパニコロウ染色による細胞診標本に劣らず有用である.今後は現在以上にステルンハイマー染色標本を活用し,尿中癌細胞の検出に努めることにより,尿路に発生する癌の早期発見,治療に貢献することができよう.そのために,特に一般検査や細胞診業務に従事する検査技師はステルンハイマー染色による癌細胞の見かたについて大いに勉強する必要がある.
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