icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻5号

1998年05月発行

トピックス

食後高脂血症

著者: 多田紀夫12

所属機関: 1東京慈恵会医科大学内科学講座第4 2青戸病院

ページ範囲:P.481 - P.484

文献概要

はじめに
 生体の動脈壁は日常多くの時間,食後のリモデリングされたリポ蛋白に曝されている.近年,食後の血清トリグリセライド(triglyceride;TG)値は空腹時の血清TG値より動脈硬化リスクをより反映しているとの多くの事象が報告され,食後高脂血症と動脈硬化症発現との関連性が注目され,ここにおけるレムナント・リポ蛋白1)の関与に関心が集まっている.こうしたことから,食後高脂血症のメカニズムと病態の解明ならびに食後高脂血症を把握する診断法確立の必要性が唱えられている2,3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら