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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の表紙

糞便の検査

著者: 小粟豊子1 三澤成毅1

所属機関: 1順天堂大学附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.548 - P.548

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 症例 7歳の女児.37.5〜38.8℃の発熱あり.下痢(1日10回程度,血便)と腹痛を主訴として小児科を受診.急性出血性腸炎の起炎菌検査を目的として糞便が提出された.患者の糞便は淡褐色の水様便に血液の混入が認められる程度で,新鮮血様のものではなかった.
 分離培養 BTB乳糖寒天培地,SIB寒天培地(Escherichia coli Ol57検査用),SS寒天培地,TCBS寒天培地(Vibrio検査用),CCDA寒天培地(Campytobacter検査用),セレナイト培地(Salmonella増菌用)に糞便を接種.CCDA寒天培地は35℃,2日間,ダイアカンピロパック®により炭酸ガス培養を,その他の培地は35℃で通常の好気培養を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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