文献詳細
増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第I章 病理学総論
文献概要
血液と造血器
血液は有形成分である血球と無形成分である血漿からなる.血球には赤血球,白血球,血小板の3要素がある.白血球は顆粒球,リンパ球,単球に分けられ,顆粒球は細胞質にある顆粒の染色性により好中球,好酸球,好塩基球に分けられ,それぞれ特有の機能を持っている.
これらの血球を産生し,その分化,成熟にあずかり,一方では役目の終わった血球を処理する臓器が造血器である.造血器には骨髄,リンパ節,全身諸臓器に分布するリンパ組織,脾臓,胸腺などがある.
血液は有形成分である血球と無形成分である血漿からなる.血球には赤血球,白血球,血小板の3要素がある.白血球は顆粒球,リンパ球,単球に分けられ,顆粒球は細胞質にある顆粒の染色性により好中球,好酸球,好塩基球に分けられ,それぞれ特有の機能を持っている.
これらの血球を産生し,その分化,成熟にあずかり,一方では役目の終わった血球を処理する臓器が造血器である.造血器には骨髄,リンパ節,全身諸臓器に分布するリンパ組織,脾臓,胸腺などがある.
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