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文献詳細

雑誌文献

検査と技術26巻7号

1998年06月発行

文献概要

増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第I章 病理学総論

3.造血器

著者: 元井信1 小林孝子1

所属機関: 1福山市医師会総合健診センター病理診断部

ページ範囲:P.25 - P.33

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血液と造血器
 血液は有形成分である血球と無形成分である血漿からなる.血球には赤血球,白血球,血小板の3要素がある.白血球は顆粒球,リンパ球,単球に分けられ,顆粒球は細胞質にある顆粒の染色性により好中球,好酸球,好塩基球に分けられ,それぞれ特有の機能を持っている.
 これらの血球を産生し,その分化,成熟にあずかり,一方では役目の終わった血球を処理する臓器が造血器である.造血器には骨髄,リンパ節,全身諸臓器に分布するリンパ組織,脾臓,胸腺などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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