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増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル 第II章 組織学的検査 2.検体 4)特殊検査
a)免疫組織化学[1]蛍光抗体法(腎生検)
著者: 大塚俊司1
所属機関: 1日本医科大学附属第二病院病理部
ページ範囲:P.167 - P.168
文献購入ページに移動1.原理
蛍光染色とは,物質が光や熱によって刺激を受け,そのエネルギーを吸収することにより光を発するという蛍光の原理を利用した染色法である.蛍光染色に使用される蛍光色素には,fluorescein isothiocyanate(FITC)とtetramethyirhodamine isothiocyanate(RITC)があるが,蛍光抗体法とはこれらの色素を各種免疫グロブリンと結合させた蛍光標識抗体を作製し,抗原抗体反応を利用することにより組織切片内の抗原の局在を蛍光顕微鏡で観察する方法である.
蛍光染色とは,物質が光や熱によって刺激を受け,そのエネルギーを吸収することにより光を発するという蛍光の原理を利用した染色法である.蛍光染色に使用される蛍光色素には,fluorescein isothiocyanate(FITC)とtetramethyirhodamine isothiocyanate(RITC)があるが,蛍光抗体法とはこれらの色素を各種免疫グロブリンと結合させた蛍光標識抗体を作製し,抗原抗体反応を利用することにより組織切片内の抗原の局在を蛍光顕微鏡で観察する方法である.
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